社長・会長のあいさつ

 

社長あいさつ

代表の挨拶

 この度は弊社のホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。

弊社は不動産の評価・調査及びこれらに付随するコンサルタントを専業とする会社で、創業から30年以上経過しました。不動産という経済の中心にあるダイナミックな資産に関わっているため、常に時代の波の影響を受けてきました。景気だけでなく、政治・制度にも大きな影響を受ける業種であるため、業務の内容を振り返るとあたかも日本の政治経済史を見るがごとくです。その都度、弊社はこれらの出来事に対する対応を求められ、会社の体制整備や業務の遂行に努めてきた次第です。今後もそれは変わらないと思います。一つ言えるのは、制度だけでなく真に社会の要望や需要に応えられない会社は淘汰されるということです。逆に言えばそこにチャンスが隠れていると思っています。

この1年は新型コロナウイルス感染症の影響が薄れ、3月にはマスクの着用は個人の判断が基本となり、5月には感染症法上の位置付けが5類に移行し、本格的なウイズコロナの時代となってきました。一方で、ロシアによるウクライナ侵攻が続き、円安や物価上昇に伴う可処分所得の減少や今後の金利上昇懸念が顕在化しています。このように社会経済状況は先が見えない状態にありますが、弊社においては、今後もテレワークの進化、各種の決裁書類等のペーパレス化を推進し、より一層の業務効率性に努め、社員・役員一体となって新たなチャレンジを行い、社会に役立つサービスを提供していきたいと思っています。これからも是非宜しくお願いいたします。

代表取締役氏名 神岡 禎高

会長あいさつ

【分水嶺を自然の摂理に委ねる】

「奥の細道を辿る」二巡目は、令和5年7月15日に山形県最上川大字境田に着きました。
芭蕉は、山深い村で「蚤虱馬の尿(ばり)する枕もと」と心細さを詩っています。

 この村には、一本のせせらぎが、右は太平洋に、左は日本海に向かう分岐点・分水嶺があります。意思を持たない水の分子は自然の摂理にしたがって、左と右に別れ流れて行く様子が直に見れます。
 分水嶺に至った際に、自然の摂理に選択を委ねる人も少なくありません。なかなか難しいことですが。自分は如何だったのか、ネルケ無方老師の言葉と共に、これまでを振り返ってしまいました。

「天地いっぱいを生きる」(ネルケ無方老師)